県営住宅の統廃合問題：当初の１割、２０８戸に 国との協議が難航 ／香川

県が０６年度から１０年間で県営住宅の廃止・削減を検討している問題で、真鍋武紀知事は２２日、廃止・削減対象を当初計画していた１９３棟２１７８戸から、国土交通省の承認が必要ない約１割の７１棟２０８戸に減らす方針を明らかにした。この日の県議会本会議の質問に答えた。
　これまでの計画では、国から補助を受けて建設し、廃止に国の承認が必要な建物が含まれており、同省が「財政難などが理由の県の説明では承認できない」と拒んでいた。
　国との協議が難航し、入居者に具体的な移転時期や補償基準を示すことができなかったため、廃止・削減計画の見直しに踏み切ったという。２０８戸の内訳は、▽天神前小４戸▽国分寺８１戸▽香川２１戸▽飯山１０２戸。

【毎日新聞より】

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